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2006年1月19日 (木)

<270> 統合失調症との識別(2)

仕立て上げ方が、犯人や被害者によって違うことも考慮すると,
他のスレッドで皆さんが書いているように「病気だと思うにはあまりにも変なことが多すぎる。」こととか
「それまで心身共に健全だったのに、まるである日突然統合失調症にでもなったような状態」
「明らかに意図的な悪意や犯罪性を感じる幻聴(声も音も)や幻視、異臭、味覚異常、触覚異常」
「それまで心身共に健全だったのに、まるである日突然サトラレにでもなったような状態 」
「周囲の人みんな、マスコミや出版物まで自分の悪口を言っているような状況」
「悪意のタイミング(犯罪性)を感じる身体各所の痛みや身体各所の異常」
これらで識別するしかないような気がします。
しかもこれは本人しか分からないので本人しか識別できないという現状です。

<271> 統合失調症との識別(3)

他の掲示板の投稿のコピーです。

名前:コスモス22投稿日:2004/09/27(月) 11:56

もうひとつ、識別できるとしたら
「日本精神神経学会」が統合失調症について記載している文を例に挙げれば
http://www.jspn.or.jp/05schizophrenia/schizophrenia02.html

「テーマ1 統合失調症とは何か」

『 統合失調症とは、
※ 1.【思考や行動、感情を1つの目的に沿ってまとめていく能力、すなわち統合する能力が長期間にわたって低下し、】その経過中にある種の幻覚、妄想、【ひどくまとまりのない行動が見られる】病態である。
能力の低下は多くの場合、うつ病や引きこもり、適応障害などに見られるものと区別しにくいことがあり、確定診断は幻覚、妄想などの症状によって下される。幻覚、妄想は比較的薬物療法に反応するが、その後も、上記の能力低下を改善し社会復帰を促すために長期にわたる治療、支援が必要となる。
 ある目的に沿った、一貫した思考や行動をすることは、実は健常者でもあまりできないことがある。とりわけ疲労、ストレス、不安、身体疾患の時などには、こうした統合機能は動揺しやすい。そうした不安定な状態が長引いて経過中に幻覚や妄想が出現し、その鎮静化のために投薬を必要とし、再適応のために心理社会的なリハビリテーションを要する状態が、統合失調症である。
※ A≪確定診断のためには、下記に述べるように幻覚や妄想などの重い状態を手がかりにすることが多い。≫
しかし実際の治療においては、そうした急性状態の続くことはむしろ少ない。多くの患者は、健常者でも経験し得る統合失調という状態のなかで、社会復帰のための努力をしているのが現状である。

<272> 統合失調症との識別(4)

※2.【統合失調という症状によって最も影響されるのは、対人関係である。複数の人間の話し合う内容が、いったい何を目指しているのか、その場の流れがどうなっているのか、自分はどう振る舞ったらよいのか、ということが分かりにくい。そのために、きちんとした応対ができなかったり、時に的はずれな言動をしたり、後になってひどく疲れたりすることがある。また、ある一連の行動を、自然に、順序立てて行うことが苦手となる。着替えをする時の順番を忘れたり、料理が得意であった人が、その手順を思い出せなくなったりする。】
 この病気の原因は十分明らかにされておらず、単一の疾患であることにさえ疑いが向けられている。
※3.【しかしながら、何らかの遺伝的な脆弱性と環境的な負荷、とくに対人的な緊張が重なって発病に至ることは、ほぼ認められている。とくに再発に関する研究では、家族のなかで、人を批判するような内容を強い口調で言い合うことが、患者の緊張を高め、再発率を上げることが知られている。】
ただし、親の育て方が悪かったというようなあまりにも単純な説明は、今日では受け入れられない。好発年齢は思春期から20歳代半ばであるが、それ以降の発症も多い。一生の間にこの疾患になる率は、諸外国でも日本でも約1%である。平成11年厚生労働省患者調査によれば、日本全国で約67万人の患者が治療を受けている。』

この犯罪の被害者には「※1.【】」から「※3.【】」部分のような症状がない人が多いことでしょう。

<273> 統合失調症との識別(5)

名前:コスモス22投稿日:2004/09/27(月) 11:57

また、上記の※A≪≫内にあるような診断基準や
「日本精神神経学会」の統合失調症「テーマ 1」に記載している文の中の
表1:統合失調症の診断基準の「A」
これらだけを診断基準にするべきではないと考えます。

これは精神分析医の論文
http://www5f.biglobe.ne.jp/~terre/JPSS_gothic.htm
「精神侵略技術を考慮した新しい精神病の診断基準の必要性について」
の本文にも似たようなことが書いてありますね。
『患者本位を特色とし、治療は、本質的に相互依存と信頼により成り立つことを自覚しなければ、他人の世界を理解に努められないことを認めている、精神分析学的な患者へのアプローチの訓練を受けた私たちのようなものにとって、アメリカ精神医学会の統合失調的人格の診断基準は、常に心配の種だった。精神失調の診断・統計マニュアル(DSM)第3版 (1987年)では、統合失調病の診断のために、少なくとも4つの特徴的症状をそろえる必要があった。公認された4つの症状の選択として、例えば、魔法のような思考、テレパシーまたは第六感、社会接触の欠如、奇異な話し方、批判に対する過敏性などがあげられる。1994年には、必要な特徴的症状の数は、二つ以上に減らされた(DSM・第四版)。症状の内容の例として、幻覚に感情の平板化などの「否定的」徴候がともなったもの、組織立たない矛盾した会話などが挙げられる。さらには、妄想が奇怪であったり、幻覚がその人の行動や思考を継続的に注釈する声からなっているという場合には、たった一つでよいということになった。DSMの次の版は2010年まで予定されていない。』と。

それだけではなく、この犯罪によって仕立て上げられた統合失調症には
診断基準BCDEFの全部が当てはまりません。

<274> 統合失調症との識別(6)

(ブログに移行する前はアドレスからリンク先を見ることができる表示方法では無かったので、内容が重複しています。)

「日本精神神経学会」が統合失調症について記載している文
テーマ1 統合失調症とは何か

イギリスの精神分析医キャロル・スミスさんの論文
「精神侵略技術を考慮した新しい精神病の
診断基準の必要性について 」

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